「手持ち撮影」対策

DP1,2,3 Merrillは「手振れ補正機能がない」
夜景風景撮影時はもとより昼間においても手振れの影響が必須となります。夜景撮影時に三脚を提案しましたが、昼間でも使える三脚以外の手振れ軽減するための対策提案したいと思います。

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手振れ対策1:  シャッター速度= 1/焦点距離 より高速に設定
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適正露出=±0となるよう、F値、ISO値、シャッター速度を調整する。この時、シャッター速度に関しては1/焦点距離より高速なシャッター速度にする。日中屋外の明るさなら余裕で1/焦点距離にできる。例えばDP2 Merrillは35mm換算で焦点距離が45mmなので 1/焦点距離=1/45s以上のシャッター速度になるようにする。室内や夜景などでは1/焦点距離 以下のシャッター速度にしないと適正露出にならないので、やはり画質こだわるなら(画質こだわるカメラだし)、三脚を使った方が良い。

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手振れ対策2: ◎撮影姿勢の工夫=ViewFinderを使いながら手振れしない姿勢で撮る
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背面液晶を見ながら撮るが基本のコンデジだから手振れ補正機能ってついてるのが当たり前なのに、DP1,2,3 Merrillにはついてない。それならやはり一眼のようにViewFinderで覗いて手振れしないよう工夫する方が良いかなと思う。
DP1 MerrillにはSIGMA VF-11のViewFinderが別売であります

DP2 Merrillには SIGMA VF-21のViewFinderが別売であります

そしてDP3 MerrillにはVOIGTLANDERの75mm ViewFinderが別売であります

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手振れ対策3: ○撮影姿勢の工夫=ネックストラップで撮る
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ネックストラップをピーンとはり、背面液晶みながら撮影すると手振れを抑えやすい。この方法ならViewFinder購入はいらない。但し、背面液晶は屋外で使う時スマホなどと同じように太陽光が液晶面にあたったりすると液晶表示面が見えなくなるので要注意だ。ViewFinderならそういったこともない。しかし、ViewFinderは高いので、背面液晶で何とかしたいと思うのである。そこで背面液晶にフードをつけるのが安上がりで効果的なんだぜい。しかもこのフード↓は未使用時に閉じる機構がありがたい。というのも液晶面の保護の役割を果たしてくれるからだ。これつけておけば液晶にh保護シールはらなくて良いかなと思える。それと背面液晶見ながら撮影なら、カメラをハイアングルやローアングルで撮ることも出来る。ViewFinderでは出来ないからなあ。。


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手振れ対策4: シャッターボタン押す時の振動回避
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◎セルフタイマーを使う
DP1,2,3 Merrillには「ドライブモード」の中に「セルフタイマー」がある。セルフタイマー2秒というモードがあるが、この2秒モードの意味は、シャッターボタンを押す振動を回避するためシャッターボタンを押した後2秒後に撮影する。シャッタータイミングが2秒遅れるわけだから、その瞬間を撮りたい時などはこの手は使えない。

◎シャッター撮影の瞬間は「息止める」
これは良く言われているが、試してみるとわかるが結構効果的です

○シャッターボタンを暫く押したままにする
タイマーだとその瞬間が撮れないので、さらに工夫としては「シャッターボタンを押し切ったままにする」というのがある。シャッターボタンをリリースする時の振動を抑える効果がある。タイマーと比べると、シャッターボタン押す瞬間の振動はあるがリリース振動がないので、撮影瞬間をのがしたくないためタイマー使えない時には効果的かも知れない。

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手振れ対策5: 壁や電柱、木など不動のものによりかかる
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人が立ってるのは足場が悪かったり、地面が斜めだったり足元が不安定な場合もあるし強風が吹き荒れてて体そのものがふらつくこともある。そうした時、一番効果的なのは「やはり何かにもたれかかる」こと。体を何かにもたれかけ、安定させましょう。またカメラを安定したものに押し付けるのも手だよね。

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手振れ対策6: 現像、編集時にぶれ補正を行う
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撮った後でブレを補正する方法もある。が、あくまでおまけ的である。カメラに搭載されてる手振れ補正は、手振れの動きを検出して補正するから、正確な手振れ補正になっているし、手振れ補正に伴う画質劣化が少ない。が、しかし画像編集でボケを補正する場合、どのようなブレなのか(上下や左右や煽りや回転など)の情報を持たず処理をする。ということは、どの部分が手ブレによるブレなのかわからないのだから画像全体をしゃっきりさせる。まあ、手振れしてる部分もしゃっきりしてるので対策になってないかと言えば、なっているとも言えるが正確な補正になってないし、画像に故意的にシャープネス効果を加えるので、撮影画を忠実に再生するということにはなっていない。

Photoshopでは「フィルター」-「シャープ」-「ぶれ軽減」を選択するとぶれ補正を行う。

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